半影月食
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半影月食とは、月食のうち、月が地球の半影の一部または全部に入るが、本影には入らない現象のこと。皆既月食や部分月食の前後にも見られる。
種類[編集]
月が地球の半影の一部にだけ入るものを半影部分月食、月が地球の半影に全て入るものを半影皆既月食という。地球の半影に入っているが本影に入っていない部分の幅は、月の直径より若干大きい程度であるため、最大食のときでみると、ほとんどの半影月食は半影部分月食である。また、半影部分月食の中には、食となるか非常に微妙なものもある。
観測[編集]
半影はとても薄いので、肉眼でパッと見ただけでは分からない。ただ、半影皆既月食またはそれに近いときに、目を凝らして見れば、本影の方がわずかに暗くなっているのに気づくかもしれない。双眼鏡や望遠鏡でみたり、写真撮影したりすれば、分かりやすいだろう。