曾我野藩
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曾我野藩(そがのはん)は、明治時代初期のわずかな期間だけ下総国に存在した藩である。藩主家は譜代大名の戸田氏。藩庁は曾我野陣屋。現在の千葉県千葉市中央区蘇我に存在した。
概要[編集]
下総国千葉郡は鎌倉時代からの名門で知られる千葉氏が支配していたが、千葉氏は後北条氏と連携して小田原征伐で豊臣秀吉に抵抗したことから、後北条氏と共に滅ぼされた。以後、曾我野は江戸時代を通じて幕府直轄領であった。
明治2年(1869年)に葛飾県の管轄となったが、明治3年(1870年)3月、下野国高徳藩知事であった戸田忠綱が1万1139石で曾我野に移封となり、曾我野藩を立藩した。明治4年(1871年)7月14日の廃藩置県によって曾我野藩は曾我野県となり、11月には印旛県となった。
知藩事[編集]
- 戸田家
譜代、1万1200石
- 忠綱(ただつな)