曹 礼(そう れい、? - 229年)は、中国の三国時代の魏の皇族。祖父は曹操。父は文帝[1]。生母は徐姫[1]。異母兄に明帝。
文帝の子で、221年に秦公に封じられて京兆郡を領国とした[1]。222年に王に昇格し、3年後に元城王に改封された[1]。『魏略』によると曹丕は曹叡ではなく曹礼の後継を考えていたという。229年に死去。子は無く、一族の曹悌が跡を継いだ[1]。
『三国志演義』には登場しない。