書肆子午線
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合同会社 書肆子午線(しょししごせん)は、2015年5月に春日洋一郎が設立した出版社。詩集を中心とした書籍、詩と批評の雑誌『子午線 原理・形態・批評』を刊行している。最初に出版した書籍は稲川方人の詩集『形式は反動の階級に属している』、古賀忠昭の詩集『古賀廃品回収所』。本社は埼玉県熊谷市本石2-97、編集室は東京都新宿区余丁町8-27-404。
雑誌「子午線 原理・形態・批評」[編集]
『子午線 原理・形態・批評』は、2013年2月に創刊された詩と批評の雑誌。2015年5月の第3号まで同人誌として刊行され、2016年3月の第4号から書肆子午線が刊行している。同人は春日洋一郎、石川義正、長濱一眞、綿野恵太。
文芸評論家の渡部直己は、文芸誌の批評は低質なものが多く、優れたものも作家に対して甘すぎるとした上で次のように述べている。「僕が多少襟を正して手にするのは『子午線』という同人誌ですが、そこに書いている中島一夫、石川義正、長濱一眞といった人たちには、文芸誌の編集者たちの目が向かないようですね。何かの間違いとしかおもえぬ書き手を甘やかす一方で。」[1]。
2017年1月に刊行された第5号には、オカルト雑誌『ムー』の顧問を務めた武田崇元へのインタビューが掲載された。