綿野恵太
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綿野 恵太(わたの けいた、1988年2月7日[1] - )は、批評家[2]。
略歴[編集]
大阪府生まれ。大阪大学文学部卒、一橋大学大学院言語社会研究科修士[3]。2011年時点で大阪大学文学部在籍、近畿大学東京コミュニティ・カレッジ受講生[4]。2013年時点で一橋大学大学院言語社会研究科修士課程在学(専攻は社会思想)[5]。2013年太田出版に入社し編集者として勤務[6]。のちフリーの文筆業[3]。2013年より詩と批評『子午線 原理・形態・批評』同人。他の同人は春日洋一郎、石川義正、長濱一眞。
論考に「新自由主義者の労働論――ユニクロ、ドラッカー、ブラック企業」(『Atプラス』17)、「谷川雁の原子力(上・中・下)」(『現代詩手帖』2014年8-10月)、「原子力の神──吉本隆明の宮沢賢治」(『季刊メタポゾン』11)など[7]。2018年『週刊読書人』で論壇時評「論潮」を担当[8]。2019年2月から2020年2月に晶文社スクラップブックで「オルタナレフト論」を連載[9]。
著書[編集]
寄稿[編集]
「国立国会図書館サーチ」、「CiNii Articles」に掲載されているものを除く。
- 江戸屋猫八百「それは新しい文学なのか : 東浩紀『ゲーム的リアリズムについて』」『述』4号、2011年1月
- 「遊歩する情動 向井豊昭と短歌」『子午線 原理・形態・批評』vol.1、2013年2月
- 「バートルビーが振り返る」『映画芸術』444号、2013年7月
- 「正しく飢えなければならない 黒田喜夫を論ずるためのノート」『子午線 原理・形態・批評』vol.2、2013年11月
- 「原子力の神―吉本隆明の宮沢賢治」『季刊メタポゾン』11号、2018年1月
- 「戦争国家=福祉国家のパラドックス」『映画芸術』463号、2018年4月
- 「無垢なる魂と徒労感」『映画芸術』465号、2018年7月
- 「真の平等とはなにか? 植松聖と杉田水脈「生産性」発言から考える――ポリコレで批判することは簡単だけれど」『現代ビジネス』2018年9月22日
- 「『みんなが差別を批判できる時代』に私が抱いている危機感――差別批判の論理はこう変わった」『現代ビジネス』2018年10月10日
- 「大澤昇平さんに『「差別はいけない」とみんないうけれど。』を読んでほしい――差別的な言説はしばしば合理的である」『現代ビジネス』2019年12月21日
出典[編集]
- ↑ 綿野恵太(@edoyaneko800)/「誕生日」の検索結果 - Twilog
- ↑ 綿野 恵太 KEITA WATANO | 現代ビジネス
- ↑ a b 綿野恵太(文筆家)のプロフィール 朝日新聞デジタル
- ↑ 『述』4号、論創社、2011年2月、234頁
- ↑ 『atプラス』17号、太田出版、2013年8月、166頁
- ↑ 綿野恵太『「逆張り」の研究』筑摩書房、2023年
- ↑ 連続企画「人文学と批評の使命Ⅱ」ワークショップ「同人誌メディアの批評的可能性」|講演会・シンポジウム一覧 神戸大学大学院人文学研究科・神戸大学文学部、2017年10月16日
- ↑ 綿野 恵太(わたのけいた)作家 書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
- ↑ オルタナレフト論 晶文社スクラップブック
外部リンク[編集]
- 綿野恵太(@edoyaneko800) - Twitter
- 綿野恵太@edoyaneko800 - はてなブログ
- 綿野恵太 - note