日頂
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日頂(にっちょう、1252年生- 1317年没)は、鎌倉時代の日蓮宗の僧。駿河国(現在の静岡県)の出身の人。伊予阿闍梨と称される。日蓮の弟子の六老僧の一人。
日蓮の弟子となり、日蓮の佐渡流罪の際にも日蓮に従って奉仕している。身延山 久遠寺では塔頭の山本坊を開き日蓮の墓所の輪番に参加している。下総国真間(現在の千葉県市川市真間)の弘法寺(ぐほうじ)を拠点として法華経の布教活動を行った。1293年(永仁元年)に在家信徒で養父の富木常忍から勘当された。 六老僧の日興のもとに赴き、駿河国重須(現在の静岡県富士宮市重須)の北山本門寺の学頭となったのは富木常忍の実の子、日澄 (日頂の弟)であり混同してはならない。
関連項目[編集]
- 六老僧 - 日蓮の6人の高僧の弟子。