中型ロング

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中型ロング(ちゅうがたロング)とは、中型9mバスの全長を大型車と同等の10.5mに延長したものである。

概要[編集]

大型車よりも安価で低床化が容易なことから、一部の事業者(京王バスなど)に大量に導入された。しかし、定員が大型車よりも少ないほか、2010年で中型ロング自体の製造がされなくなり、近年は通常の大型車や中型車に代替されて大都市圏からは減少傾向にある。中型ロングが生産終了した結果、京王バス高01系統のような中型ロング以下のみ充当できる路線は中型車にサイズダウンせざるを得なくなっている。

初めて作られた中型ロングは1992年の日産ディーゼル製「U-JM210GTN改」である。

外観がかなり独特なのと、前述のとおり大都市圏からは減少傾向にあるため、そのような地域に在住するバスファンからはかなり人気がある。また、先述の独特な外観から「もやし」、「うなぎ」などと呼ばれる場合がある。

なお、一部のメーカー・バス事業者によっては大型車に分類されることもある。

主な中型ロング[編集]

三菱ふそう・エアロミディの中型ロング、PA-MK27FM

関連項目[編集]