日本銀行マニ30形客車

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日本銀行マニ30形客車 (にほんぎんこうまに30かたきゃくしゃ)とは、かつて日本銀行が所有していた私有客車である。

登場した経緯[編集]

太平洋戦争後のインフレーションにより大量の紙幣が必要となったため、これまで貨車に職員が護送のため乗車していたが、防犯居住の関係改善のため製造された。貨車には便所もなく、車内に職員が乗っていることも知られていなかったので突放され、転んでしまうこともあった。

概要[編集]

新製当時の形式は「マニ34」である。鉄道省オハ35系客車の戦後型と車体構造はほぼ同様である。車体長19500mm、車体幅は2800mm、屋根は半切妻式である。台車は平軸受けのTR23Aである[1]。防犯対策のために窓は少なく、荷物扉にも窓はない。車内には施錠された荷物室のほか、護送に関わる日本銀行職員のために三段式寝台が設けられた。また、簡単な料理ができる台所がある。

改造[編集]

寝台から座席への室内設備改造、電気暖房対応改造、冷房化改造を行った。さらに形式名を置き換えた。

置き換え[編集]

国鉄マニ50形客車と同じ車体構造を持つ車両が新製され、在来客車は廃車となった。車体をアルミニウム製としたことで荷重は14トンに戻った。

車歴[編集]

マニ34車歴
車番 落成年月日 配置 室内改装 冷房化改造 形式変更年月日 改番形式
マニ34 1 セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト
マニ34 2 セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト
マニ34 3 セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト
マニ34 4 セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト
マニ34 5 セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト
マニ34 6 セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト
マニ30車歴
車番 種車番号 形式変更・落成年月日 配置 ブレーキ方式の変更 最終配置 廃車
マニ30 2001 マニ34 2001 1970年 セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト
マニ30 2002 マニ34 2002 1970年 セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト
マニ30 2003 マニ34 2003 1970年 セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト
マニ30 2004 マニ34 2004 1970年 セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト
マニ30 2005 マニ34 2005 1970年 セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト
マニ30 2006 マニ34 2006 1970年 セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト
マニ30 2007 1978年9月21日 セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト
マニ30 2008 1978年9月21日 セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト
マニ30 2009 1978年9月21日 セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト
マニ30 2010 1979年5月15日 セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト
マニ30 2011 1979年5月15日 セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト
マニ30 2012 1979年5月15日 セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト セル内のテキスト

参考文献[編集]

脚注[編集]

  1. 図面上はウイングバネのTR40である。