日本サッカーのリーグ構成 (1種)

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このページでは、日本における18歳以上の学生、社会人、プロのサッカーのリーグ構成について記述する。

概要[編集]

日本では、野球相撲のように、プロ組織とアマチュア組織が並立して、それぞれが団体として活動する歴史を辿ったが、サッカーは、1993年のJリーグ発足以来、日本サッカー協会がプロもアマチュアも管掌していて、プロチームを頂点としたヒエラルキーが階層つけられている。
本ページでは、個別記事に乏しい下位リーグを中心に日本のサッカーリーグについて記述する。

プロリーグ[編集]

1993年にJリーグが開幕してから、国内の1部リーグはプロリーグになっている。以降、現在は3部リーグまでがプロリーグである。

日本プロサッカーリーグ (Jリーグ)

ノン・プロフェッショナルリーグ[編集]

日本フットボールリーグ (JFL)[編集]

JFLの略称で呼ばれ、J3ライセンスなどを交付されたJリーグを目指すチームもあるが、プロリーグ化を目指さない企業アマにとっては最高峰のリーグである。

なお、現在のJFLができる前の1992年から1998年にかけてジャパンフットボールリーグがあったが、現在のJFLとは別の組織である。区別のために「旧JFL」と呼ばれることが多い。

サッカー地域リーグ[編集]

全国を9地域に分け、地域内で戦うリーグである。日本サッカーリーグ(JSL)がトップだった時代から存在する。
JFLへの昇格は地域リーグの上位とリーグと別立てのカップ戦である全国社会人サッカー選手権大会のベスト4が戦う全国地域サッカーチャンピオンズリーグの勝敗で決まり、上級リーグ下位チームの自動昇降、入れ替え戦で決まるプロリーグと違い、過酷な昇格争いとなっている。

都道府県リーグ[編集]

北海道は5分割のブロック単位、北海道以外は都府県単位で戦うリーグである。
チーム数の多い都府県では、2部以上の部にランク付けされて、部毎に都府県単位のリーグ戦で戦う。さらに裾野が広い場合、県よりも細分化された地区リーグが下級で組まれるところもある[注 1]

大学生の扱い[編集]

日本サッカー協会が第1種と定義している18歳以上は、アマチュアについては大学生とそれ以外を区別していない。従って、大学生がクラブチームに参加することも可能であり、前述したリーグとは別に、大学サッカー連盟によるリーグ戦が行われている。

[編集]

  1. 例えば、愛知県社会人サッカーリーグは県単位の1〜3部の他、4部相当の地区リーグが6地域に分かれて実施される。