日持

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日持(にちじ、1250年生 - 没年未詳)は、鎌倉時代日蓮宗の僧。駿河国(現在の静岡県)出身の人。甲斐公・蓮華阿闍梨と称する。日蓮の弟子の六老僧の一人。7歳で天台宗のもとで出家した。六老僧日興が日蓮の弟子となったのを機に、日興の弟子に転じたという異説もある。1270年(文永7年)に日蓮の弟子となり、日持と称した。駿河国(現在の静岡県)に蓮永寺を開いたが、のちに海外に法華経を布教する目的で北海道に渡ったともいう。さらにオホーツク海を越えてロシアシベリア方面に渡航したという。

関連項目[編集]

  • 六老僧 - 日蓮の6人の高僧の弟子。