新島旧邸

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新島旧邸(にいじまきゅうてい)は京都市上京区に所在する同志社の創立者である新島襄と、妻新島八重の私邸である。

概要[編集]

新島襄の米国ボストンの友人J. M. シアーズの寄付により1878年に竣工した。同志社英学校が開校したときに仮校舎として賃借した華族・高松保実邸の跡地である。この場所は同志社大学発祥の地である。同志社で教鞭を執る外国人宣教師らの助言を得て、京都の町大工が建てたとされる。外観としてベランダを設けたコロニアルスタイルであるが、格子出窓は和風であり、和洋折衷方式である。ほとんどの部屋は板張りのフローリングとなる。応接間に椅子やテーブル、ソファなどの洋風家具が数多く置かれるが、これらは新島襄が生活していた頃のものである。机は新島襄が実際に使用していた机である。新島襄は応接間を学校の職員室や会議室、事務室、教会の集会室など、多目的に使えるスペースとして開放して使用していた。 1985年(昭和60年)6月1日に調度・家具を含め京都市から有形文化財に指定された。

アクセス等[編集]

  • 名称   ・・・・・新島旧邸
  • 所在地   ・・・・〒602-0867 京都府京都市上京区寺町通丸太町上ル松蔭町
  • 見学    ・・・・無料
  • 見学時間  ・・・・10:00~16:00(入館受付は15:30まで)
  • ①通常公開 ・・・・4月~7月、9月~11月、3月 毎週 火・木・土曜日(祝日は除く)
  • ②特別公開 ・・・・ 京都御所の一般公開期間、オープンキャンパス、ホームカミングデー、同志社創立記念日、卒業式
  • 交通    ・・・・京阪電車「神宮丸太町」下車、徒歩約10分

参考文献[編集]