斎藤實記念館
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斎藤實記念館(さいとうまこときねんかん)とは、岩手県奥州市水沢区吉小路24に存在する記念館である。
概要[編集]
斎藤實は幕末に生まれた政治家、海軍大将である。昭和7年(1932年)に犬養毅が5.15事件で凶弾に倒れた後を受けて内閣を組閣し、難局に当たった。同年、斎藤は生家跡に木造住宅と煉瓦造の倉庫を建てた。斎藤はその後、内閣総辞職して内大臣となるが、昭和11年(1936年)2月26日の2.26事件で反乱将兵の襲撃を受けて暗殺された。
昭和47年(1972年)、斎藤が建てた木造住宅と倉庫を斎藤實記念館として公開。館内には数々の斎藤にまつわる遺品をはじめ、斎藤夫妻の書籍、明治時代に発行された豊富な雑誌類など400点が展示されている。遺品の中には、斎藤が最期を迎えた事変の際に凶弾が当たったとされる鏡や血染めの服などもある。
アクセス[編集]
- 水沢駅から徒歩で15分。