御崎神社 (鹿児島県南大隅町)
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御崎神社(みさきじんじゃ)とは、鹿児島県肝属郡南大隅町佐多馬籠佐多岬に存在する神社である。祭神は綿津神三神・住吉三神。
概要[編集]
日本本土最南端の岬である佐多岬の先端近くの御崎山の中腹にある神社で、和銅元年(708年)に開基されたといわれている。最初は海浜の岩窟にあったが、安土桃山時代の慶長年間に行われた琉球王国征伐に従軍した島津忠恒の家臣・樺山久高が現在の地に移建したといわれる。地元では「オミサキドン」と呼ばれており、農業や漁業、商業、交通の守護神として、あるいは縁結びの神として親しまれている。毎年2月18日から2月20日に春祭りが行われ、神輿が各地の集落を回るという浜下りが行なわれている。