広済寺 (千葉県横芝光町)
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広済寺(こうさいじ)とは、千葉県山武郡横芝光町虫生483に存在する寺院である。宗派は真言宗智山派。山号は慈士山。
概要[編集]
鎌倉時代初期に諸国を行脚していた石屋という僧侶が、虫生の里に立ち寄った際に、当時の領主である椎名連高(安芸守)の娘・妙西信女が地獄で苦しんでいるのを神通力で見つけたとされ、建久7年(1196年)に連高に娘の菩提を弔うように進言し、それを受けた連高が石屋を開山として一宇を建立したのが開基と言われている。
ちなみにこの寺に伝わる鬼舞はこの由来を劇化したものと伝わり、国指定の重要無形民俗文化財として、毎年8月16日に境内に仮舞台を設けて、虫生地区の人々により演じられている。