岸根公園

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岸根公園(きしねこうえん En : Kishine park)とは、横浜市港北区にある公園。

概要[編集]

港北区岸根町・篠原町にまたがる総面積約14万㎢を有する巨大な公園である。公益財団法人横浜市緑の協会が管理しており、横浜市内の基幹公園のひとつとなっている。

歴史[編集]

元来岸根町には米軍の岸根基地が存在していた。その中には病院や墓地などが存在しており、ベトナム戦争時には物資の搬送にも大いに貢献していたとされている。1972年の沖縄返還と関連して公園の一般開放が順次行われるようになり、1989年には現在の形となった。

  • 1941年昭和16年): 横浜市が防空公園を建設するために当地を買い上げる。
  • 1945年(昭和20年): 終戦後、米軍の保有する土地となる。
  • 1955年(昭和30年)4月 : 米軍が「岸根バラックス」を完成させる。
  • 1966年(昭和41年) : ベトナム戦争による兵士の治療拠点として「第106総合病院」を計4棟建設する。
  • 1970年(昭和45年) : 病院が閉鎖される。
  • 1971年(昭和46年)8月25日 : 接収が解除され、横浜市管理の土地となる。
  • 1981年(昭和56年)5月 : 公園の土地の一部を神奈川県立武道館を建設するために神奈川県教育委員会に譲渡する。
  • 1982年(昭和57年)5月 : 神奈川県立武道館が竣工する。
  • 1989年平成元年)3月 : 現在の広さになる。

施設[編集]

公園の西側は「ひょうたん原っぱ」という一周約700メートルの芝生広場があり、地域住民の憩いの場となっている。公園中央にある「忍者とりで」は子供たちが遊べるアスレチックとなっており、土休日にもなると多くの家族連れでにぎわっている。東側には篠原池がある。同所は米軍統治時代には死体処理施設という都市伝説が流れていたともされている。現在は横浜市有数の桜の名所となっており、お花見シーズンには多くの花見客が訪れている。

アクセス[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]