山陰歴史館(さんいんれきしかん)とは、鳥取県米子市中町20に存在する歴史館である。
昭和5年(1930年)に米子市役所として建築された赤煉瓦色の3階建ての建築物で、昭和時代初期の鉄筋建築としては規模、質ともに山陰地方で随一の物であった。米子市の有形文化財に指定されている。
館内にはマンモスの牙、化石などをはじめ、縄文時代や弥生時代の土器、石器、奈良時代の仏具に古瓦、仏像類、中世以降の山陰地方の民芸品や民俗資料などおよそ1万点が展示されている。