山添村コロナ会食問題
ナビゲーションに移動
検索に移動
山添村コロナ会食問題(やまぞえむらコロナかいしょくもんだい)とは、令和2年(2020年)12月16日夜に行なわれた奈良県山辺郡山添村の村議らによる会食である。
概要[編集]
令和2年(2020年)12月は、新型コロナウイルスの感染拡大により「5人以上の飲食は新型コロナウイルスの感染リスクが高まる」として日本政府は注意を促していた。にも関わらず、山添村の村議らは12月16日の夜、隣接する三重県名張市の料理店に10人いる村議のうち6人ほどが集まって会食を行なった。この少し前に愛知県西尾市の市議が行なった西尾市議コロナ会食問題による会食で批判が高まっていただけに、この会食に対する批判は紛糾した。しかも山添村議も西尾市議と同様にコンパニオンを呼んで会食していた。
これに対して、村議会議長の川畑和之は「よその議会で宴会に行ってたという報道を見てこれはちょっとあかんなと。行ったことは事実やもんな」「席立ってその人の前行ってご苦労さんでしたってつぎに行くんやけど、人の前にあまり行ったらあかんやろ。だからその子らに『酒ついたって』って」「格好のええコロナ対策やな」「気心の知れた者だけ定例会の後、3月・6月・9月・12月に行っててん」「家族とかと人の制限をかけるっていうのがおかしい感じがするな。何人以上はあかんとか。うちらは6人。4人より多いわな。2人オーバーしたらあかんのかって。これまた議会を(報道が)つついてきよるなって。わしらも行ってたやんけ、こんなもんって」などと発言した。なお、この会食は菅義偉首相のステーキ会食(菅首相会食問題)の2日後のことであった。
なお、山添村ではこの3日後の12月19日に、初めてコロナへの感染者が確認される事態となった。
出席者[編集]
- 川畑和之
ほか不明。