小笠原神社 (福岡県みやこ町)
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小笠原神社(おがさわらじんじゃ)とは、福岡県京都郡みやこ町豊津1115に存在する神社である。
概要[編集]
江戸時代後期に豊前国小倉藩主の小笠原忠固が、遠祖に当たる小笠原長清と小笠原貞宗、それに小倉藩祖の小笠原忠真を小倉城内に奉祀したのが起源である。
慶応2年(1866年)、第2次長州征伐による江戸幕府軍の敗北により、小倉城は落城して和布刈神社に合祀されるなどの変遷を経て、明治18年(1885年)に現在の場所に再建された。
社域はおよそ3500平方メートル、社殿は本殿に拝殿、幣殿などを備えている。境内には当地に養蚕技術を普及するのに貢献した八隅正名、新以心流の達人である青柳真武らの碑もある。また、社域裏手の坂道を「古市坂」と呼んでいるのは、小倉藩に代々、茶道をもって仕えた古市家が坂の下にあったためといわれている。