小田急バス喜01系統

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喜01系統(き01けいとう)は、小田急バス狛江営業所のバス路線。東京都世田谷区小田急線喜多見駅狛江市の狛江ハイタウン折返場を結ぶ。2003年10月30日開通。

概要[編集]

従来、狛江市北東部は、バス路線がなく住民は不便を強いられていた。地域の道路は狭隘で、広い幹線道路がなかったためである。そこで、狛江市によりコミュニティバスの運行が構想された。一方、狛江市と世田谷区境に大規模マンション「パークシティ成城」が建設されることになり、ここと喜多見駅間を結ぶ路線が小田急バス側で構想された。狛江市側がこれに乗るかたちで、本路線が開設されることになった。車両は小型バスが使用される。(このあたりは同時期開通の狛12系統と共通するところがある)

路線のほとんどは狛江市内を走る。「パークシティ成城」方面から駅へ向かう際には迂回する形に設定されており、利用上の不利な面がある。終点は「狛江ハイタウン折返場」であるが、実際は「パークシティ成城」内にある。以前は京王線つつじヶ丘駅行きの京王バス路線「丘19系統」も出ていた(2003年5月19日開通)が、免許維持路線の丘14系統に置き換えられてしまい、不便となってしまった。

また、従来、喜多見駅前にはバスの乗り入れがなく(世田谷通りの喜多見駅入口が最寄りバス停であった)、本路線が駅前乗り入れの最初のケースとなった。これには、再開発による駅前と線路沿道の整備という条件も必要であった。

データ[編集]

  • 停留所 12カ所
  • 全長 3.24km
  • 全行程所要時間 18分(標準値)
  • 運行頻度 毎時0~1本程度
  • 使用機種 日野・ポンチョ

かつては三菱ふそう・エアロミディMEが使用されていた。

停留所[編集]

喜多見駅 - 電力中央研究所 - 岩戸北一丁目 - 市民グランド入口 - 狛江第五小学校 - 都営東野川二丁目アパート前 - 覚東 - 野川大橋 - 東野川テニスコート前 - 狛江ハイタウン中央 - 子鹿幼稚園 - 狛江ハイタウン折返場