小杉 榲邨(こすぎ すぎむら、天保5年12月30日(1835年1月28日) - 明治43年(1910年)3月30日)は、江戸時代末期(幕末)から明治時代にかけての文学者・東大講師。
阿波徳島藩主の蜂須賀氏の陪臣の家に生まれ、幼少時から古典の研究を志した[1]。明治7年(1874年)から明治政府に仕え、東京美術学校の教授、東京大学講師、東京帝室博物館評議員などを歴任し、文学博士となる[1]。
晩年は食道癌を患って療養したものの、明治43年(1910年)3月30日午後7時に死去した[1]。享年77[1]。