小山観音(こやまかんのん)とは、岐阜県美濃加茂市下米田町小山223-1に存在する寺院である。
飛騨川と木曽川との合流点である川合ダム湖に突き出した突起部に老松が生い茂り、松林の中に馬頭観世音を祀った寺院があるが、これが小山観音で、美濃三三観音の第29番札所であり、寛文9年(1669年)に創建されたという。養蚕の守護仏として古くから崇敬を集め、毎年旧暦2月の初午に数万の人で賑わい、当日は参詣者に米の粉で作った繭型の団子が配られる。また、春には桜が咲き乱れ、参詣や花見で賑わう名所である。
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