小山エミ

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小山 エミ(こやま えみ、1975年[1] - )は、米国シアトル在住の研究者(社会哲学[2])、活動家。

経歴・人物[編集]

日本出身で、10代の頃からアメリカに住んでいる[3]。大学で女性学を学び、性暴力被害者支援センターでのボランティアをきっかけに、性暴力やドメスティックバイオレンスの問題に取り組んでいる[3]。LGBT運動や障害者運動などの活動にも参加している[3]。ドメスティックバイオレンス(DV)シェルター勤務、女性学講師などを経て、非営利団体インターセックス・イニシアティヴ代表。「脱植民地化を目指す日米フェミニストネットワーク」(FeND)共同呼びかけ人[2]

ジョン・マネーの「双子の症例」に関する言説やバックラッシュについての論考「『ブレンダと呼ばれた少年』をめぐるバックラッシュ言説の迷走」(双風舎編集部編『バックラッシュ!』双風舎、2006年)がある[4][5]

2015年にアメリカの日本研究者らが慰安婦問題に関して発表した「日本の歴史家たちを支持する声明」に、署名(「エミ・コヤマ(独立研究者)」[6])し、その編集過程にも関わっている[7]

山口智美能川元一らとの共著『海を渡る「慰安婦」問題』(2016年)では、アメリカ西海岸における日本の右派と一部の在米日本人による「慰安婦」否定の活動、それへの日本政府の関与や日系アメリカ人の抵抗などを報告した[8]

C.R.A.C.主宰者の野間易通によれば、ロールジアンで、外山恒一からも影響を受けているとされる[9]

歴史学者の秦郁彦は、雑誌『正論』で小山について「「フェミニスト、レズ坊、オカマ、売春婦、両性体質など多彩な社会活動を扱う活動家」と自称する」と言及しているが[10]、小山は「レズ坊とか両性体質とか聞いたことがない言葉がいくつもw そんなの自称したことないよ!」とツイートしている[11]

著書[編集]

共著[編集]

寄稿[編集]

  • 『バックラッシュ!――なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?』 双風舎編集部編、双風舎、2006年

論文[編集]

脚注[編集]

  1. 『海を渡る「慰安婦」問題――右派の「歴史戦」を問う』著者紹介
  2. 2.0 2.1 小山エミ SYNODOS、2017年6月10日閲覧。
  3. 3.0 3.1 3.2 『海を渡る「慰安婦」問題――右派の「歴史戦」を問う』42ページ
  4. 井上俊、伊藤公雄編『近代家族とジェンダー』世界思想社、2010年、164ページ
  5. 中村美亜「新しいジェンダー・アイデンティティ理論の構築に向けて-生物・医学とジェンダー学の課題- 」『Gender and Sexuality』02号、国際基督教大学ジェンダー研究センター、2006年12月、18ページ
  6. japan-scholars-statement-2015.5.4-jpn.pdfPDF Humanities and Social Sciences online、2017年6月10日閲覧。
  7. 『海を渡る「慰安婦」問題――右派の「歴史戦」を問う』64ページ
  8. 申琪榮「山口智美、能川元一、テッサ・モーリス‐スズキ、小山エミ著 『海を渡る「慰安婦」問題——右派の「歴史戦」を問う』」『ジェンダー研究 お茶の水女子大学ジェンダー研究所年報』第20号(通巻37号)、2017年、121-124ページ
  9. 野間易通 差別が構造の問題であることのわかりやすい例示 Forces of Oppression(2013年11月5日)、2017年6月10日閲覧。
  10. 秦郁彦「歴史戦場の慰安婦たち」『正論』2015年3月号
  11. エミコヤマの2015年4月23日のツイート、2017年6月10日閲覧。

外部リンク[編集]