富岡惟中
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富岡 惟中[1][2]（とみおか これなか、1891年（明治24年）7月[3] - 没年不明）は、日本の工学博士[3][4]、技師。
人物[編集]
東京府・富岡保の二男[4][5]。医学博士・富岡有象の弟[5]。
1915年、東京帝国大学工科大学応用化学科を卒業[2][4][5][6]。
1918年、臨時産業調査局技師兼農務局技師に転じ、1922年、欧米各国に留学を命ぜられる[4]。
1925年、商工技師に任じ、東北帝国大学工学部、東京工業大学及び東京工業試験所等に勤務する[4]。
1930年、工学博士の学位を授与される[4][5]。1933年、官を辞し三菱鉱業に入り参事となる[4]。また日本化成工業技師長をつとめる[4]。
著書には『次なる一歩 歌文集』がある。
趣味は庭園[3][4]。住所は東京府荏原郡碑衾町大字碑文谷[1]、東京市外洗足田園都市西谷北[5]、東京市目黒区洗足町[3][4]。
家族・親族[編集]
- 富岡家
- 親戚
脚注[編集]
- ↑ a b 『日本紳士録 第31版』東京ト之部606頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2020年9月10日閲覧。
- ↑ a b c d 『帝国大学出身名鑑』ト23 - 24頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2020年9月11日閲覧。
- ↑ a b c d e f g 『人事興信録 第14版 下』ト42頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2020年9月10日閲覧。
- ↑ a b c d e f g h i j k l m n 『人事興信録 第13版 下』ト45頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2020年9月10日閲覧。
- ↑ a b c d e f 『人事興信録 第9版』ト40頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2020年9月10日閲覧。
- ↑ 『東京帝国大学一覧 從大正7年 至大正8年』学士及卒業生姓名 工学士 応用化学科217頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2020年9月10日閲覧。
参考文献[編集]
- 東京帝国大学編『東京帝国大学一覧 從大正7年 至大正8年』東京帝国大学、1913 - 1924年。
- 交詢社編『日本紳士録 第31版』交詢社、1927年。
- 人事興信所編『人事興信録 第9版』人事興信所、1931年。
- 校外調査会編『帝国大学出身名鑑』校外調査会、1932年。
- 人事興信所編『人事興信録 第13版 下』人事興信所、1941年。
- 人事興信所編『人事興信録 第14版 下』人事興信所、1943年。