安酒
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安酒(やすざけ)とは、ほかの商品と比べて安物な酒のことである。
概要[編集]
伝統的製法にとらわれず造られた酒もあり、糖蜜で造った焼酎や、材料の麦芽に麦以外の穀物を混ぜて造ったビール風発泡酒などがある。醸造用アルコールを主体としたウイスキーや日本酒なども該当する。
蒸留酒においては熟成を省略することもあり、バーボンを熟成せずに出荷したコーンウイスキーは比較的安価である。材料も安いアルコール水溶液に果汁、糖類を加えたものなども見受けられる。
調理用[編集]
料理酒として販売されている酒があり、これらは飲用目的の日本酒と比べて格段に安い。また、果実酒用や柿の渋抜き用として売られている「ホワイトリカー」という焼酎もあり、比較的安価な傾向がある。が、当然ながら味は無かったりまずかったりする。
トップバリュ[編集]
イオンのプライベートブランドであるトップバリュにはウイスキーがラインナップされており、このトップバリュのロゴが黄色いウイスキーが「まずくて飲めたもんじゃない」ウイスキーの代表格して語られることがある。香りは質の悪い甲類焼酎にウイスキーの香りを付けたようなものと形容され、味もアルコールの嫌な部分を前面に出したインパクトのある味と評価される。なお、2023年2月にリニューアルして「スナズ」ブランドのウイスキーとなったが中身はほぼ一緒である。720mlで700円を切る値段であり、サントリーの角瓶(700ml)の半値以下である。しかし、その価格というメリットを相殺してなお余りあるまずさというデメリットは今日も新たな挑戦者を呼び込んでいる。
なお、ポストアポカリプスごっこには最適という意見もあり、質は悪いが失明しない密造酒だと思って飲むと捗るとか。