安喜君 張氏(あんきくん ちょうし、? - 227年)は、中国の後漢末期から三国時代にかけての魏の女性。
常山国の出身。上蔡の令だった甄逸に嫁ぎ、息子3人と娘5人の子沢山に恵まれた[1]。なお、5女が魏の初代皇帝・文帝に嫁いだ文昭皇后甄氏であり[1]、外孫が第2代皇帝の明帝である。明帝の時代である227年に死去し、安喜君を追贈された[1]。