孫観
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孫 観(そん かん、生没年不詳)は、中国の後漢末期の武将。兄は孫康。子は孫毓。字は仲台(ちゅうだい)[1]。『魏略』では嬰 子(あん し)とある。
生涯[編集]
兗州泰山郡の出身[1]。最初は臧覇に仕えて黄巾賊討伐で功を立て、騎都尉に任命される。後に呉敦・尹礼と共に臧覇を擁して呂布を支援した[1]。198年に呂布が滅亡すると先に曹操に帰順していた臧覇の説得を受けて兄の孫康と共に曹操に帰順する[1]。北海郡太守となり、曹操が孫権征伐に赴いた際、流れ矢に当たって重傷を負うが奮戦して功を立てたので振威将軍に任命されるも、間もなく矢傷が原因で死去した[1]。
『三国志演義』では呉敦・尹礼と共に山賊にされており、史実どおり呂布を助け、曹操に帰順した。