学校事務職員
ナビゲーションに移動
検索に移動
学校事務職員(がっこうじむしょくいん)とは、学校で事務を行う職員の総称のうち、特に小学校から高等学校で事務を行う職員のことを指す。学校事務員とも呼ぶ。
概要[編集]
事務職員の行う業務は
- 来校者の応対(来校証の貸出・返却など)・電話応対
- 学生証の紛失届受理・再発行手続き
- 学割証や在学証明書など各種証明書の発行
- 教職員の勤怠管理
- 給与計算・支給
- 出張旅費の精算・福利厚生の手続き
- 学校予算(支出・収入)の管理
- 設備破損・故障時の修理手配
- 入学・卒業・転学等の手続き
- 教科書・教材購入に関する事務手続き
- 生徒募集・入試事務
など多岐に亘る。
職員室の一角に事務員の勤務スペースがある場合と独立した事務室を持つ場合があるが、どちらも来校者が正面玄関から入った時に必ず通る場所に事務者がいるような構造となっている。
事務職員が複数在籍する学校では、業務全般を監督する事務長[注 1]が置かれる。
学校事務員として一定年数の経験を積む事で教頭(副校長)や校長への昇進試験を受けることが出来る場合がある。
学校事務員の身分[編集]
学校の経営主体によって事務員の身分は異なる。
- 国立大学附属学校 → 非公務員型の独立行政法人職員
- 公立学校 → 地方公務員(都道府県立学校であれば都道府県職員、市区町村立学校であれば市区町村職員)であり、学校以外の部署転勤もある。
- 私立学校 → 民間企業の会社員と同じ
その他[編集]
高校野球の監督は教員免許を必須としないので、事務職員と兼任の監督も少なくない。
関連項目[編集]
注[編集]
- ↑ 東京都立学校では経営企画室長。