子持神社
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子持神社(こもちじんじゃ)とは、群馬県渋川市中郷2910に存在する神社である。
概要[編集]
旧郷社。その名の通り、古くから子育て、安産の守護神として近隣の信仰を集めている。開基に関しては日本武尊とも、平安時代中期の天慶7年(944年)によるものなどと伝えられていて詳細は明らかではない。ただ、上野国神名帳には神位従五位上と記されており、古くからこの神社が重んじられていたことがわかる。
戦国時代には上杉氏、後北条氏、武田信玄ら近隣諸国の大名らにより崇敬を受けて大いに繁栄し、江戸時代には20石の朱印を与えられている。
境内の地は約3万3500平方メートルと広く、老木や古樹が茂って風致に富んでいる。現在の神明権現造りの社殿は昭和31年(1956年)に再建されたものである。例祭日は5月1日で里神楽が奉納され、近在からの参拝客も多い。またこの日は子持山の山開きとなっている。
アクセス[編集]
- 渋川駅からバスで20分、さらに徒歩で1時間。
- 自動車で渋川伊香保ICから30分。