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奥医師(おくいし)とは、江戸幕府の役職の1つである。毎日、江戸城に登城して、征夷大将軍や奥向きの要人の診療を務めた医師のことをいう。奥法印医師(おくほういんいし)、奥法眼医師(おくほうがんいし)ともいう。若年寄支配。定員は10数名で、役高200俵のほか、役料として同じく200俵が与えられていた。医師でも内科、外科、鍼灸などで分かれていたという。この職はほとんどの場合は世襲であったが、諸大名の藩医や町医者で名医の評判が高ければ、登用される例も存在した[1]。