大高山神社
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大高山神社(おおたかやまじんじゃ)とは、宮城県柴田郡大河原町金ヶ瀬字台部2‐1に存在する神社である。祭神は日本武尊、橘豊日尊。
概要[編集]
白石市と蔵王町との境界近くの白石川の左岸に存在する神社である。6世紀後半の敏達天皇の時代に創建されたと言われている。この地方で根強い白鳥崇敬の神社で、延喜式では名神大社として名を連ねている。
社殿はもともと台の山に営まれていたが、火災が原因で現在の地に移った。本殿や拝殿などは江戸時代中期の元禄年間(1688年から1704年)に再建されたものである。社宝には国の重要文化財に指定されている銅造鍔口、鉄鉢、和泉忠衡の奉納といわれる鉄塔などがある。なお、鍔口は直径43センチ、肩幅12センチ、正応6年(1293年)の銘がある。
毎年8月の最終の日曜日、10月10日に例祭が開催され、五穀豊穣を祈念して江戸時代から続けられているとされている堤神楽が神前で行なわれている。