大塚家具
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概要[編集]
昭和44年(1969年)も大塚勝久が埼玉県春日部市を本社にして「大塚家具センター」として創業したのが始まりである。会員制を導入して、専任の販売員が付き添って店内を案内する手法が当時としては画期的で大成功し、収益が拡大した。ところが、大塚勝久とその長女・大塚久美子との間で経営方針をめぐって対立が発生し、それに伴って大塚家具のブランドイメージが低下する。さらに低価格路線の専門店が台頭し始めたこともあり、業績は著しく低迷した。
このため平成27年(2015年)、経営権の争いに敗れた勝久は大塚家具を去り、匠大塚を創業している。その後も大塚家具は財務基盤を強化するために、店舗閉鎖やリストラ、投資ファンドなどによる第3者割当増資などを決定したが、本業の不振で資金繰りに懸念が生じ、令和元年(2019年)12月12日にヤマダ電機の子会社となることが発表された。