夏休みの友

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
夏休み > 夏休みの宿題 > 夏休みの友

夏休みの友(なつやすみのとも)とは、小学校中学校夏休みの宿題として配布される冊子である。

概要[編集]

名称は様々で、小学校低学年向けに名前が平仮名で表記された「なつやすみのとも」だけでなく、「夏の友」「夏の生活」「夏休み帳」「夏休みの日誌」「サマースキル」「スキルアップサマー」「夏のドリル」など様々な名称がある。

教科書・学習参考書メーカーが作問・編集しているものと、各地の教育事務所教育委員会に編集部を置き、現役の教員が作問にあたるものがある。

内容は当該学年で学習する座学系教科の練習問題や演習問題、実技系教科、郷土の歴史や夏に関する読み物など教員を含む教育関係者が子供たちに夏休み中に学んで欲しいもので構成され、中学生用は高校入試の受験勉強にも役立てられる内容が含まれることもある。[1]

宿題よりも遊びたい子供にとっては「友」と名付けられているが、事実上「敵」である。

なお夏休みの友を宿題として出すかは学校ごとの判断に任せられているため、夏休みの友に触れることなく学齢期を終えた人もそれなりに居る。またゆとり教育見直しなどによる夏休み期間の短縮で、従来夏休みの友を宿題として課していた学校が採用を取りやめた事例もある。[2]また地域内で採用取りやめが相次ぎ、発行を休止した例もある。[3]

[編集]