在韓米軍

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在韓米軍(ざいかんべいぐん)とは、1953年アメリカ韓国が結んだ米韓相互防衛条約に基づき、韓国に駐留するアメリカ軍のことである。陸軍と空軍が主体で、2018年現在はおよそ2万8500人規模である。ハワイに司令部を置くアメリカインド太平洋軍の傘下にある。1991年にアメリカのジョージ・H・W・ブッシュ大統領が全世界から核砲弾や戦術核ミサイルを撤去すると軍縮提案し、在韓米軍からも核を撤去した。朝鮮半島有事を想定し、即応能力を維持するため、韓国軍との合同軍事演習を実施してきた。朝鮮戦争に参戦した在韓国連軍も組織としては存続し、国連軍司令官は在韓米軍司令官が兼務している。

米韓合同軍事演習[編集]

米韓合同軍事演習(べいかんごうどうぐんじえんしゅう)とは、朝鮮半島の有事に備えてアメリカ韓国により定期的に行なわれる軍事演習のことである。北朝鮮はこの演習を自国への侵攻準備であるとして反発している。アメリカは2018年6月の初の米朝首脳会談後、合同演習の中止を表明し、3大演習と位置付けられたの野外起動訓練「フォールイーグル」や指揮所演習「キー・リゾルフ」、の指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」はいずれも終了が発表されている。ただし米韓連合軍の能力を維持するため、規模や編成、時期を変えての演習や訓練は継続する方針で、2019年3月には反撃訓練をしないなど規模を縮小した新演習を実施している。

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関連項目[編集]