土御門夫人(みよしふじん、生没年不詳)とは、戦国時代の女性である。父は織田信長であるとされる。
天正10年(1582年)6月2日の本能寺の変の後、土御門久脩に嫁いだという。土御門家支流の太田有道の曾祖母が信長の娘とある[1]。
ただ、『土御門家譜』にはこれに関する記録が見当たらない。久脩の息子の土御門泰重の正室が「信長舎弟の織田民部の娘」とあることから、これが誤伝となって伝わったとする説もあり、詳しいことは不明である[2]。