国鉄サハシ165形電車
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国鉄サハシ165形電車 (こくてつさはし165がたでんしゃ)は、日本国有鉄道が設計、開発した電車である。
概要[編集]
国鉄165系電車の付随車である。新製車のほか、国鉄サハシ153形電車から5両が改造された。室内の三分の二がビュフェ、残りの三分の一が二等客室となっている。両者を挟んでデッキがあり、幅700mmの客用扉がある。当初はビュフェのみ冷房され、屋根上にAU12が設置されている。床下に電動発電機とを設けたが、コンプレッサーは省略された。国鉄サハシ153形電車が「寿司コーナー」であったのに対し、寿司職人の確保が難しいことから「そばコーナー」となった。
運用[編集]
上越線、中央本線で使用された。在来線ビュフェでは最後まで営業していたが、営業終了後も編成から外されなかった。これは本形式が設置している電動発電機が編成では不可欠の存在だったからである。しかし昭和57年11月15日日本国有鉄道ダイヤ改正によって新前橋のクハ165が転入したために本形式も編成から外された。