鉄道橋(てつどうきょう)は、鉄道の交通の便に給するための橋梁である。
日本の場合、道路橋と比較して以下の点が異なる。
- 日本の本格的な道路橋は自動車交通の普及が始まった1930年代から漸く建設され、自動車交通量が急増した1960年代に急激に発達したが、鉄道橋は1870年代のものも現役であり、19世紀に建設されたものも残っている。
- 道路橋のように照明や欄干の設備がなく、装飾もなく、無骨な作りである。
- 列車重量の増大や鉄道の電化、堤防の嵩上げが行われない限り掛け替えられることはない。道路橋のように輸送量が増大したからといって掛け替えられることはない。
- 太鼓橋とされることはなく、勾配のない橋梁となる。