国家安全保障戦略(こっかあんぜんほしょうせんりゃく)とは、アメリカの米国家安全保障戦略、すなわち安全保障政策に関する最高文書である「国家安全保障戦略」(NSS)に倣って、日本の内閣総理大臣・安倍晋三が平成25年(2013年)9月に策定を指示した。首相の私的諮問機関である安全保障と防衛力に関する懇談会を中心に議論され、同年の12月に閣議決定した。自由や法の支配、専守防衛、日米同盟の重視、積極的平和主義などを基本理念とし「10年程度の期間を念頭」と明記されているが、経済分野の視点が不十分と指摘されている。