商家博物館むろやの園
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商家博物館むろやの園(しょうかはくぶつかんむろやのえん)とは、山口県柳井市柳井津439に存在する博物館である。
概要[編集]
むろやの園とは、江戸時代に岩国藩の下で「岩国藩の御納戸」とまで言われるほどの財を成した商家・小田家が油や木綿を商っていた頃の屋号である。江戸時代後期の天明年間(1781年から1789年)には帆船を50隻も所有していたという記録があるから、相当な豪商だったことがうかがえる。
この建物は小田家が江戸時代中期の享保年間(推定で享保15年(1730年頃か)に建てたとされる主屋、本蔵、勘定蔵、米蔵などから成り、細長い屋敷構えである。江戸時代の商家をそのまま資料館にしており、小田家が代々使用してきた民具や古文書などが展示されている。