向江強

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向江 強(むかえ つよし、1929年 - 2015年9月20日)は、歴史家。

福岡県出身。陸軍少年戦車兵学校修了。大塩平八郎をはじめ日本近世史を研究した[1]。1990年6月、中瀬寿一井形正寿島田耕山本正之竹田政則安藤重雄萩原敏彦久保在久とともに大阪民衆史研究会を結成し、中瀬、安藤とともに代表に選出された[2]大阪歴史科学協議会委員、大阪民衆史研究会代表委員[1]大塩事件研究会副会長を務めた[3]歴史学研究会会員[1]。2015年9月20日、大阪府寝屋川市の小松病院で肺炎のため死去、86歳[3]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『民衆のたたかいと思想――百姓一揆・大塩平八郎…』(耕文社、1997年)

共著[編集]

  • 『東の科学 西の科学』(菅野礼司小森田精子牧野哲岩崎允胤佐藤任共著、東方出版、1988年)
  • 『科学と自然観』(菅野礼司、佐藤任、蔡明哲、張明国、岡本正志、小森田精子、清水晃共著、東方出版、1995年)

分担執筆[編集]

  • 藤野保編『九州と一揆』(国書刊行会[九州近世史研究叢書]、1985年)
  • 大塩事件研究会編『大塩平八郎の総合研究』(和泉書院[日本史研究叢刊]、2011年)

出典[編集]

  1. a b c 日外アソシエーツ編『新訂 現代日本人名録98 第4巻』日外アソシエーツ、1998年
  2. 機関誌「大阪民衆史研究」紹介 大阪民衆史研究会
  3. a b 洗心洞通信62号(大塩研究74号)2016年2月 大塩事件研究会のブログ