吉澤健仁
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吉澤 健仁(よしざわ けんじ、1981年10月1日 - )は、日本の実業家。子供服のシェアリングサービスを行う株式会社キャリーオン創業者。[1][2]内閣府等が取り組む「こども服みらいファンド」設立者の一人。着られなくなった子供服を一括で購入し、ネットで販売するビジネスで一躍注目を集める。2014年度グッドデザイン賞[3]、2021年に、環境省「グッドライフアワード」[4][5]等複数受賞。
経歴[編集]
- 1981年10月 - 大阪府大阪市に生まれる。
- 2000年3月 - 大阪府立大手前高校卒業。
- 2004年3月 - 同志社大学法学部法律学科卒業。
- 2004年4月 - 株式会社資生堂入社。化粧品の販売業務に従事。
- 2005年10月 - WEBサイトの企画・制作・プロモーションを行うエスト株式会社設立。代表取締役に就任し、WEBサービスの立ち上げ支援、ECビジネスのコンサルティングなどに従事。
- 2013年5月 - 子供服のシェアリングサービスを行う株式会社キャリーオン設立。[2]
- 2013年7月 - 子供服のシェアリングプラットフォーム「キャリーオン」をスタート。[2]
- 2021年8月 - M&Aでキャリーオン社を売却。[6][7]
- 2021年11月 - 環境省「グッドライフアワード」実行委員会特別賞受賞。[4]
- 2023年2月 - 初の著書「お金をかけない集客図鑑」を白夜書房より出版。[8]
主な実績[編集]
株式会社キャリーオン[編集]
2013年5月設立。2013年7月、子供服のシェアリングプラットフォーム「キャリーオン」をスタート。子育てママに人気のサービスに成長し、約10万人の会員と買取点数100万点を越える規模に拡大。子供服の二次流通では国内最大級のサービスとなる。[2]TBS系列「がっちりマンデー」(2018年4月1日放映)[9][10]・日本テレビ系列「鬼の錬金マスター」(2020年10月12日放映)[11][12][13]・TBSラジオサタデースペシャル「横澤夏子のやってる!?SDGs」(2021年4月10日放映) [14][15][16][17]などに出演歴がある。[18][19] 2021年8月、M&Aにより同社を売却し、代表取締役退任。[6][7]
- 日本最大級の子供服シェアリングプラットフォーム[20]
- 未就学の子ども(0〜5歳)を持つ30〜40代のママを中心に、約10万人の会員を有する(2023年2月)[19]
- 買取点数100万点を突破(2022年7月)[19]
- 成長が早いため状態が良いままサイズアウトしてしまう一方、次々と新しいものが必要となる「子ども服」ならではの特徴を活かし、不要な服をまとめて買い取り「ポイント」を付与、それを使って新たな子ども服を購入できるという独自のエコシステムを構築[21][22][23]
- 「子供服を発送キットに詰めて送るだけ」という手軽さと、出品された服は検品をした上で一点ずつ管理・保管する丁寧さを兼ね備えたサービス内容が支持を集める[24][25]
- 買取対象はブランド服が中心なため、高品質でデザインも状態も良い服が集まっている[26]
- サービスの形に共感し「子ども服を大切にしたい」という共通認識を持つママたちの強固な会員基盤を擁する[27][28]
こども服みらいファンド[編集]
内閣府・文部科学省・厚生労働省・独立行政法人福祉医療機構が中心となっている子供の未来応援国民運動の一環である「こども服未来ファンド」プロジェクトの趣旨に賛同し、2017年の発足と立ち上げに携わる。[29][30]。
- 2017年10月、「子供の未来応援国民運動」の趣旨に賛同し、着られなくなった子供服を活用した寄付プログラム「こども服みらいファンド」を内閣府と開始。
- 送られてきた子供服を査定し、買取った金額は「子供の未来応援基金」に全額寄付し、地域で実際に子供たちを支援している草の根の団体の活動などに使われる。
- 「子供の未来応援基金」は、内閣府や文部科学省、厚生労働省、福祉医療機構が中心となって進めている「子供の未来応援国民運動」の一環。「子どもたちを応援したい」という企業や個人からの提供リソースを基金として集め、地域で子どもたちを支援している団体の活動などに充てている。
地方自治体アドバイザー[編集]
地域が抱えるさまざまな課題を解決し、各地域がそれぞれの特徴を活かし、地域活性化を果たすべく地方創生に取り組む。複数の地方自治体のアドバイザーも務める。
- 大阪府寝屋川市 - 情報発信WEB戦略アドバイザー
キャリア教育[編集]
受賞歴[編集]
- 2014年10月 2014年度グッドデザイン賞[3]
- 2014年11月 JWSDA WEB SOLUTIONDESIGN AWARD 2013-2014[38]
- 2015年07月 第9回キッズデザイン賞[39]
- 2021年11月 環境省第9回「グッドライフアワード」 - 実行委員会特別賞[4][5]
著書[編集]
- 吉澤健仁 『お金をかけない集客図鑑』(初版) お金をかけない集客図鑑、2023年2月21日。 。 4-864-94407-5 (ISBN10)
- フジサンケイビジネスアイ 『輝く青年経営者35人 若き獅子たちの挑戦 成長の軌跡と将来展望』(初版) 日本工業新聞新社、2009年11月1日。 。 4-863-06066-1 (ISBN10)
脚注[編集]
- ↑ “子供服シェアのキャリーオン、1億円調達”. 日本経済新聞 (日本経済新聞). (2018年4月26日) 2023年2月12日閲覧。
- ↑ a b c d “トップINTER VIEW”. リサイクル通信 (リサイクル通信). (2019年10月19日) 2023年2月12日閲覧。
- ↑ a b https://www.g-mark.org/award/describe/41772
- ↑ a b c https://www.env.go.jp/press/110208.html
- ↑ a b https://www.goodlifeaward.jp/archives/awyear/aw2021
- ↑ a b https://cregio.jp/column/202107-09ma_news/
- ↑ a b https://www.integroup.jp/industry/apparel.html
- ↑ https://www.byakuya-shobo.co.jp/book/b10026814.html
- ↑ https://www.tbs.co.jp/gacchiri/archives/2018/0401.html
- ↑ https://lovely-lovely.net/business/carryon/
- ↑ https://datazoo.jp/tv/%E9%AC%BC%E3%81%AE%E9%8C%AC%E9%87%91%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC/1407403
- ↑ https://natalie.mu/owarai/news/400048
- ↑ https://lp.p.pia.jp/shared/cnt-s/cnt-s-11-02_2_bb766819-6b13-4a07-979b-5942ed6749a8.html
- ↑ https://news.radiko.jp/article/station/TBS/54105/
- ↑ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000467.000003392.html
- ↑ https://www.excite.co.jp/news/article/TBSRadio_576816/
- ↑ https://twitter.com/tbsr_pr/status/1380791421830004737
- ↑ https://guide.carryonmall.com/media
- ↑ a b c https://guide.carryonmall.com/news
- ↑ “会員数5倍増に備えて体制強化進める”. リサイクル通信 (リサイクル通信). (2018年6月25日) 2023年2月12日閲覧。
- ↑ “子供服を社会でシェアする。ママを助けるソーシャルクローゼット「キャリーオン」”. pilot boat (pilot boat). (2018年1月29日) 2023年2月12日閲覧。
- ↑ “子供服業販を3月開始”. リサイクル通信 (リサイクル通信). (2019年3月11日) 2023年2月12日閲覧。
- ↑ “子供服が繋ぐ愛情のリレー。シェアリングプラットフォーム「キャリーオン」、SDGsへの取り組み”. #CBK encyclopedia (#CBK encyclopedia). (2020年8月4日) 2023年2月12日閲覧。
- ↑ “お古の子供服、交換できる市 送ってポイントためる”. 日本経済新聞 (日本経済新聞). (2016年1月28日) 2023年2月12日閲覧。
- ↑ “子育て世代に広がるシェア”. 日本経済新聞 (日本経済新聞). (2018年12月22日) 2023年2月12日閲覧。
- ↑ “0~5歳児のママが支持”. 繊研新聞 (繊研新聞). (2018年6月13日) 2023年2月12日閲覧。
- ↑ “子供服のネット出品 代行で手軽に”. フジサンケイビジネスアイ (イノベーションズアイ). (2015年1月19日) 2023年2月12日閲覧。
- ↑ “会員数10万人を目指す”. 日本ネット経済新聞 (日本ネット経済新聞). (2019年2月28日) 2023年2月12日閲覧。
- ↑ https://www.nikkan.co.jp/releases/view/6834
- ↑ https://www8.cao.go.jp/kodomonohinkon/kikin/kodomofuku_bokin.html
- ↑ “山梨県山梨市との複業人材活用における実証実験で登用される5名が決定!情報発信を強化すべく、民間のノウハウを活用”. 株式会社Another works (PR TIMES). (2022年11月17日) 2023年2月12日閲覧。
- ↑ “山梨県山梨市との複業人材活用における実証実験で登用される5名が決定!情報発信を強化すべく、民間のノウハウを活用”. 株式会社Another works (ZDNET JAPAN). (2022年11月17日) 2023年2月12日閲覧。
- ↑ “山梨県山梨市との複業人材活用における実証実験で登用される5名が決定!情報発信を強化すべく、民間のノウハウを活用”. 株式会社Another works (exciteニュース). (2022年11月17日) 2023年2月12日閲覧。
- ↑ “山梨県山梨市との複業人材活用における実証実験で登用される5名が決定!情報発信を強化すべく、民間のノウハウを活用”. 株式会社Another works (JIJI.COM). (2022年11月17日) 2023年2月12日閲覧。
- ↑ “専門高校における民間OB等活用事業 ≪STEP PROJECT≫がスタート ー赤羽北桜高等学校ー”. 東京都教育委員会 (東京都教育委員会). (2022年11月4日) 2023年2月12日閲覧。
- ↑ https://www.metro.ed.jp/akabanehokuo-h/assets/%E5%88%A5%E7%B4%992.pdf
- ↑ https://www.metro.ed.jp/akabanehokuo-h/assets/002%20SDGs%EF%BC%88%E5%AD%90%E4%BE%9B%E6%9C%8D%EF%BC%89.pdf
- ↑ https://www.atpress.ne.jp/news/53221
- ↑ https://kidsdesignaward.jp/search/detail_180486