反復進行

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反復進行(はんぷくしんこう)とは、音楽用語で、同じ音形・楽句のまま、音高を下方または上方にずらして繰り返されること。別名、「ゼクエンツ」とも呼ばれる。クラシック音楽でもポピュラー音楽でも頻繁に用いられている。借用和音(セカンダリードミナント)を使う時もある。一組の和音(コード)進行全体が反復されるものを「和声的反復進行」、メロディー(旋律的)のみ反復されるものを「旋律的反復進行」という。単に「反復進行」だけの場合は、一般に、和声的反復進行のことを指す。和声的反復進行は、コード進行の種類に含む場合もある(?)。旋律的反復進行の場合は、「反復してる」という言い方になる。一般に、2度下行形の和声的反復進行がよく使われる。例として、調号無しの調性「ハ長調イ短調」なら、コード進行は「A7〔ラ・ド#・(ミ)・ソ〕→Dm〔レ・ファ・ラ〕→G7〔ソ・シ・(レ)・ファ〕→C〔ド・ミ・ソ〕」となる。気分の盛り上げ、気分の高揚、コード進行の豊かさを広げたり、楽想の伸長、発展の手段などとして頻繁に用いられている。

「2度下行形の和声的反復進行は、使用することにより、個人的にはより気分が盛り上がる」「反復進行が無い曲は、素朴な感じがする」などと語る人もいる。

ただし、旋律を移旋する場合には、和声的反復進行は使えない場合がある。…とのことだが、それを具体的に説明して見せよエンペディアン。

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