卞宰洙
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卞 宰洙(ピョン・ジェス、1932年[1] - 2021年10月6日[2])は、在日コリアンの文芸評論家。ペンネームは辛英尚[3]。
著書[編集]
- 『恨と抵抗――金芝河と南朝鮮の詩人たち』(創樹社、1981年)
- 『朝鮮文学史』(青木書店、1985年)
- 『祖国と青春と』(朝鮮青年社[朝鮮青年社新書]、1985年)
- 『南朝鮮文学点描――統一をうたう詩人たち』(朝鮮青年社、1990年)
- 『南朝鮮の詩人群像――民主・統一の証言』(三一書房、1996年)
- 『闇に光る19世紀ロシア文学――ゴーリキーの『母』誕生までの歩み』(梓書店[梓ブックレット]、1997年)
- 『作家と作品でつづるロシア文学史』(新読書社、2005年)
- 『朝鮮半島と日本の詩人たち』(スペース伽耶、2016年)
訳書[編集]
- 石潤基『戦士たち』(朝鮮青年社[青年新書]、1964年)
- 『現代朝鮮短編小説集』(現代朝鮮短編小説集翻訳委員会訳、朝鮮青年社[青年新書]、1973年)[4]
- 『現代朝鮮短編小説集 2――密林の春』(現代朝鮮短編小説集翻訳委員会訳、朝鮮青年社[青年新書]、1973年)[4]
- 『現代朝鮮短編小説集 3――飛躍の日々』(朝鮮青年社[青年新書]、1974年)
- 『現代朝鮮短編小説集 4――創造者たち』(朝鮮青年社[青年新書]、1974年)
- キム・ヨングン『女教師のうた――中編小説』(朝鮮青年社、1975年)
- 朝鮮作家同盟中央委員会四・一五文学創作団『不滅の歴史――一九三二年』(朝鮮画報出版部[現代朝鮮文学叢書]、1975年)
- 鄭允模『受難の青春――中編小説』(ピョンジェス訳、朝鮮青年社、1975年)
- 集団創作『血の海』(朝鮮画報社出版部[現代朝鮮文学叢書]、1976年)
- 全泰壱『炎と青春の叫び――遺稿集』(朝鮮青年社、1977年)
- 集団創作『ある自衛団員の運命』(朝鮮画報社[現代朝鮮文学叢書]、1978年)
- 『春の陽ざし――現代朝鮮短編集』(朝鮮青年社、1991年)
- 金正日『人間の証し――『映画芸術論』抄』(同朋舎、2000年)
分担執筆[編集]
- 浅尾忠男著者代表、山本のぼる編『金芝河――現代文学読本』(清山社、1977年)
- 『金日成主席誕生70周年記念研究論文集』(チュチェ思想国際研究所、1982年)
- 『狂った友――在日朝鮮新人作品選』(朝鮮青年社[朝鮮青年社新書]、1985年)
- 『金正日書記誕生50周年記念研究論文集』(チュチェ思想国際研究所、1992年)
- 鎌倉孝夫、大内憲昭、呉圭祥編『入門 朝鮮民主主義人民共和国』(雄山閣、1998年)
- 横田三郎著、桂正孝、田畑稔、大塚忠広編『現代人権教育の思想と源流――横田三郎コレクション』(鳥影社・ロゴス企画、2016年)
辛英尚名義の著書・訳書[編集]
- 『分断克服と韓国文学――抵抗の物語を刻みつづける詩人たち』(創樹社、1988年)
- 日韓関係を記録する会編『燕よ、お前はなぜ来ないのだ!』(訳・解説、晩声社、1977年)
- 申庚林、李時英編『いまこそ詩人よ――韓国17人新作詩集』(訳、青木書店、1984年)
- パク・ノヘ『この地の息子と生まれて――パク・ノヘ作品集』(編訳、梓書店、1993年)
脚注[編集]
- ↑ 卞, 宰洙, 1932- Web NDL Authorities (国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)
- ↑ 伊藤龍哉「追悼 卞宰洙さん 朝鮮の人と朝鮮人」『思想運動』1071号 2021年12月1日号
- ↑ 朝鮮半島と日本の詩人たち / 卞 宰洙【著】《ビョン/ジェス》 紀伊國屋書店ウェブストア
- ↑ a b 人間の証し / 金 正日【著】《キム/ジョンイル》/卞 宰洙【訳】《ピョン/ジェス》 紀伊國屋書店ウェブストア