卓袱料理
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卓袱料理(しっぽくりょうり)は、中国料理に日本料理を加えた長崎県の郷土料理である[1]。
概要[編集]
長崎の出島には中国人・オランダ人(蘭人)もいたたため、「和華蘭料理」(わからんりょうり)とも呼ばれる。そもそも日本は「箱膳」を用い、宴席では銘々膳を用いたため、「円卓を囲む」という食習慣は一般的ではなかったらしい。
「円卓を囲み、卓の中央に大皿などに盛った器を置き、各人が取って食べる」というスタイルは土佐の「皿鉢料理(さわちりょうり)」などに例はある。屋台のおでんや現在のコンビニおでんのように「客がそれぞれ種を選ぶ」か「見繕いで」というスタイルは江戸時代にはあり、落語の「時そば」ではかけそばにおでんの種を見繕って のせた蕎麦を「しっぽく」と呼んでいる。
人間生活との関わり・利用[編集]
卓袱台(ちゃぶだい)もここに由来する。