千代姫 (徳川家治長女)
ナビゲーションに移動
検索に移動
千代姫(ちよひめ、宝暦6年7月21日(1756年8月16日) - 宝暦7年4月12日(1757年5月29日))は、江戸時代中期の徳川将軍家の女性。江戸幕府の第10代征夷大将軍・徳川家治の長女。
生涯[編集]
父は第10代将軍・徳川家治で次女。母は御台所・五十宮(心観院。直仁親王の王女)。同母姉に万寿姫、異母弟に徳川家基や徳川貞次郎がいる。
父の家治が将軍世子だった時代に江戸城西の丸で生まれた。徳川将軍家の御台所が女児とはいえ子供を産んだ非常に珍しい事例である。生後すぐに様々な行事が行われたが、宝暦7年(1757年)4月12日に2歳で夭折した。孫娘の夭折に祖父の徳川家重は江戸での鳴物を3日間停止するように命じている。墓所は上野の淩雲院。法号は華光院。