勝沼氏館(かつぬましやかた)とは、山梨県甲州市勝沼町勝沼にある勝沼氏の館である。現在は国の史跡に指定されている。
甲斐武田氏の親族衆の筆頭に当たり、武田信虎の弟で武田信玄の叔父に当たる勝沼信友(五郎)の館がかつてあった。現在は広大な敷地の一部が礎石跡と共に保存されている。標高はおよそ418メートル、東西はおよそ90メートル、南北はおよそ60メートルで、二重の堀をめぐらした跡がある。内部の周囲に土塁を巡らし、その内側に水路を設けるなど中世の豪族の住居形式を伝えるものとして、国の史跡に指定されている。
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