前川恒雄
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前川 恒雄（まえかわ つねお、昭和5年（1930年）10月9日 - 令和2年（2020年）4月10日）は、日本の図書館学者。
経歴[編集]
石川県出身。既婚者で長女あり。
東京都日野市立図書館長や滋賀県立図書館長、甲南大学教授などを歴任した。公立図書館の貸し出し業務や移動図書館の普及に尽力している。著書に「われらの図書館」「移動図書館ひまわり号」など多数。
令和2年（2020年）4月10日午前2時、肺癌のため、兵庫県神戸市東灘区の病院で病死した。89歳没。
著書[編集]
- 『貸出し』日本図書館協会 図書館員選書 1982
- 『われらの図書館』筑摩書房 1987.4
- 『移動図書館ひまわり号』筑摩書房 1988.4[1]
- 『移動図書館ひまわり号』夏葉社、2016.7
- 『図書館への確信』「図書館への確信」刊行委員会 1990
- 『前川恒雄著作集』全4巻 出版ニュース社
- 1「図書館について」1998
- 2「図書館の世界」1999
- 3「図書館の変革」1999
- 4「人間の図書館へ」1999
共著編[編集]
- 『貸出しと閲覧』日本図書館協会編 図書館の仕事 1966
- 『図書館の発見 市民の新しい権利』石井敦共著 日本放送出版協会 NHKブックス 1973
- 『新版 図書館の発見』石井敦共著 NHK出版 NHKブックス 2006.1
- 『有山崧』日本図書館協会編 個人別図書館論選集 1990
記念論集[編集]
- 『いま、市民の図書館は何をすべきか - 前川恒雄さんの古稀を祝して』前川恒雄先生古稀記念論集刊行会編 出版ニュース社 2001