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新潟交通とは、新潟県新潟市に本社を置くバス会社である。

概要[編集]

かつては燕市から新潟市中心部に至る鉄道路線も運営していたが、1999年4月に廃線となり、現在は以下の事業を展開している。

  • バス事業
    グループ会社の新潟交通観光バス新潟交通佐渡と共に、新潟県下越地方および佐渡島でバス事業を経営している。2007年3月31日まではこの他に、村上市に本社を置く新潟交通北 (村上市新発田市を中心に展開)、新潟市西蒲区に本社を置く’’’新潟交通西’’’ (新潟市秋葉区西部・南区・西蒲区、加茂市三条市を中心に展開) の2社があり、新潟交通観光バスは新潟市東区に本社を置き、観光バス事業のほかに、新潟市江南区・秋葉区の東部と阿賀野市五泉市を中心とした路線バスを運行していた。2007年4月1日付でこの子会社3社が合併し、存続会社を新潟交通観光バスとした。
  • 不動産業
    グループ全体で新潟市中心部の万代・八千代地区では商業地「万代シテイ」の開発に携わっている。
  • その他
    新潟空港のターミナルビル会社への出資や佐渡汽船への出資、全日空の新潟地区総代理店や日本航空の新潟地区代理店として市内・空港業務を受託している。

独自の交通系ICカードとして2011年4月24日から「りゅーと」のサービスを開始。このほか、基本的に各線で交通系ICカードを利用できる。

運行路線 (路線バス)[編集]

新バスシステム(BRT)開始後[編集]

  • D : ダイレクト便
  • M : モーニングライナー (平日のみ運行)

BRT[編集]

B1 萬代橋ライン

礎町

  • B10 : 新潟駅 - 青山
    原則10分間隔での運行。一部便はW3/W4系統との直通便が設定されている。
  • B10 (快速)  : 新潟駅 - 青山
    通常は連接バス「ツインくる」が使用されるが、検査時等は一般バスによる代走がある。
  • B11 : 新潟駅 - 市役所前
    2024年3月31日に「新潟駅バスターミナル」が開業したことにより運行開始。S6系統との直通便のみ設定されている。
  • B12 : 新潟駅 → 青山 → 青山本村 → 青山稲荷前 → 水道遊園前 → 青山一丁目 / 青山本村 → 青山稲荷前 → 水道遊園前 → 青山一丁目 → 青山 → 新潟駅
    青山周辺では青山 → 青山本村 → 青山稲荷前 → 水道遊園前 → 青山一丁目 → 青山と循環運行するが、形式上「青山一丁目行」「青山本村始発」という扱いである。
  • B13 : 新潟駅 - 青山 - 青山本村 - 済生会病院前 - 西部営業所
    青山本村 - 西部営業所ではC2・C3系統と同一経路を走行する。

中心部(C)[編集]

C1 県庁線

BRT開業以前の「中央循環線」を後述のS1系統と分割したもの。

  • C10 : 市役所前 - がんセンター前 - 県庁 - ≪笹出線≫ - 新潟駅
  • C12 : 県庁 - ≪笹出線≫ - 新潟駅
  • C13 : 美咲合同庁舎 - 県庁 - ≪笹出線≫ - 新潟駅
    • 平日にのみ設定。
C2 浜浦町線

新潟駅から古町・浜浦町を経由する路線。新潟駅 - 古町および信濃町 - 西部営業所はC3系統と同一経路を走行する。

  • C20 : 新潟駅 - 古町 - 浜浦町 - 信濃町 - 済生会病院前 - 西部営業所
  • C21 : 新潟駅 - 古町 - 浜浦町 - 信濃町
    一部便はC32系統と直通し、循環運行を行なっている(西循環線の名残)。
  • C22 : 新潟駅前 - 新潟青陵大学 - 水族館前
    浜浦町線を名乗ってはいるものの、浜浦町にたどり着く前に分岐してしまう。
C3 信濃町線

新潟駅 - 信濃町はW1・W2系統と同一経路を走行するため、それらの区間便要素がある。

  • C30 : 新潟駅 - 学校町 - 信濃町 - 済生会病院前 - 西部営業所
  • C31 : 新潟駅前 - 学校町 - 信濃町 - 済生会病院 - 西部営業所
    済生会新潟病院の正面玄関を経由。
  • C32 : 新潟駅前 - 学校町 - 信濃町
    一部便はC21系統と直通し、循環運行を行なっている(西循環線の名残)。
C4 東堀通線

BRT開業に伴い、「昭和大橋線」を再編して生まれた。

  • C40 : 市役所前 - 東堀通 - 歴史博物館前 - 入船営業所
C5 西堀通線

BRT開業に伴い「附船町線」「がんセンター線」を再編して生まれた。

  • C50 市役所前 - 西堀通 - 入船営業所
  • C51 市役所前 - 西堀通 - 入船営業所 - ≪新潟みなとトンネル≫ - 臨港病院前
    平日のみ運行。また、市役所前 - 入船営業所でもC50系統と一部異なる区間を走行する。
C6 八千代橋線

BRT開業に伴い「附船町線」「がんセンター線」を再編して生まれた。附船町線時代は入船営業所行が西堀通経由、新潟駅前行が東堀通経由だったが、往復とも西堀通経由とした。

  • C60 : 新潟駅 - ≪八千代橋≫ - 西堀通 - 入船営業所
C7 柳都大橋線

BRT開業に伴い新設。

  • C70 : 新潟駅前 - ≪柳都大橋≫ - 入船営業所
C8 新大病院線

BRT開業に伴い新設。小型車で運行されることもある。

  • C80 : 新潟駅前 - ≪八千代橋≫ - 川端町 - 市役所前 - 新潟大学病院

南新潟方面(S)[編集]

S1 市民病院線

BRT開業に伴い、C1系統とともに中央循環線を分割して誕生。

  • S10 : 新潟大学病院 - 市役所前 - がんセンター前 - 県庁 - 新潟市民病院
  • S10M : 新潟大学病院 ← 市役所前 ← 学校町 ← 県庁 ← 新潟市民病院
S2 鳥屋野線

鳥屋野方面への基幹系統。

  • S20 : 新潟駅 - 古町 - ≪昭和大橋≫ - 鳥屋野 - 曽野木ニュータウン
  • S20M : 曽野木ニュータウン → 鳥屋野 → 県庁前 → ≪千歳大橋≫ → 学校町 → 古町 → 新潟駅
  • S21 : 新潟駅 - 古町 - ≪昭和大橋≫ - 鳥屋野 - 曽川 - 嘉木
  • S22 : 新潟駅前 - 古町 - ≪昭和大橋≫ - 鳥屋野 - 曽川 - 酒屋車庫
    平日のみ運転。曽川 - 酒屋車庫では住民バス「両川地域バス」として補助を受けている。

S23 新潟駅前 - 古町 - ≪昭和大橋≫ - 鳥屋野 - 曽川 - 酒屋 - 小須戸出張所

  • 新潟交通観光バスが運行。地域間幹線系統として、国・新潟県・自治体の補助を受ける。2023年4月より小須戸神社前 - 小須戸出張所が延伸された。
S3 水島町線

平日の県庁方面への通勤に特化したダイヤになっている。

  • S30 : 新潟駅 - 水島町 - 県庁前 - 美咲合同庁舎
    平日のみ運行。
  • S31 : 新潟駅 - 水島町 - 県庁前 - 鳥屋野 - 済生会病院前 - 西部営業所
    一部は済生会病院(正面玄関)経由。こちらは特に系統区分はなされていない。
S4 上所線

新潟駅 - ユニゾンプラザ前ではS3の1本北の通りを通るため、実際のところS3の利用者もこちらを使えば十分である。

  • S40 : 新潟駅前 - 南高校前 - ユニゾンプラザ前 - 平成通 - 女池愛宕
  • S41 : 新潟駅前 - 南高校前 - ユニゾンプラザ前
    ユニゾンプラザ付近の車庫の入出庫を兼ねている。
S5 女池線

和合線経由で女池愛宕方面へ行く系統。沿線に高校が多いため、各種モーニングライナーも同一経路を走行することが多い。また、W73系統も大部分で同一経路を走行する。

  • S50 : 市役所前 - ≪西跨線橋≫ - 和合町 - 江南高校前 - 女池愛宕
  • S50D (2024年3月30日廃止) : 新潟駅前 - 古町 - 市役所前 - ≪西跨線橋≫ - 和合町 - 江南高校前 - 女池愛宕
  • S51 : 万代シテイ - 新潟駅 - 北越高校前 - 和合町 - 江南高校前 - 女池愛宕
  • S51D : 市役所前 - 万代シテイ - 新潟駅 - 北越高校前 - 和合町 - 江南高校前 - 女池愛宕
    2024年3月31日よりS50Dに代わり運行開始。B12直通としても良さそうだが...
  • S52 : 新潟駅 - 北越高校前 - 和合町 - 江南高校前 - 新潟市民病院
    平日のみ運行。
S6 長潟線

弁天線を走り、新潟駅からイオンモール新潟南へ向かうのに便利な路線。

  • S60 : 市役所前 - ≪西跨線橋≫ - 新潟駅 - 南長潟 - イオンモール新潟南 - 南部営業所
  • S60D(廃) : 新潟駅前 - 古町 - 市役所前 - ≪西跨線橋≫ - 新潟駅南口 - 南長潟 - イオンモール新潟南 - 南部営業所
    2024年3月31日のS61/B12系統の設置に代替された。
  • S61 : 万代シテイ - 新潟駅 - 南長潟 - イオンモール新潟南 - 南部営業所
    一部便は新潟駅発着。また、一部便は市役所前 - 新潟駅をB12系統で直通運行する。
  • S62 : 市役所前 - ≪西跨線橋≫ - 新潟駅 - 南長潟 - 早通 - 南部営業所
  • S63 : 新潟駅 - 南長潟 - 鵜ノ子 - 亀田駅西口 - 大江山連絡所前
    平日のみ運行。2017年3月改正より亀田駅西口への乗り入れを開始。南長潟 - 大江山連絡所前は住民バス「大江山地区バス」として補助を受けて延伸運行している。
  • S64(廃) : 市役所前 - 万代シテイ - 東跨線橋 - 新潟駅南口 - 南部営業所
  • 2017年3月改正で新設されたE82系統に代替され廃止。
S7 スポーツ公園線
  • いくとぴあやビックスワンに向かう場合に便利であるが、ビッグスワンやエコスタジアムでの試合・イベント時には、S7系統とは別に後述に臨時バスが設定されることもある。新たな交通システム(LRTまたはBRT)の第2期導入予定区間となっている。
  • S70 : 新潟駅 - 南長潟 - スポーツ公園前 - 新潟市民病院
  • S71 : 新潟駅 - 南長潟 - スポーツ公園前 - 新潟市民病院 - 曽野木ニュータウン
  • S72 : 新潟駅 - 南長潟 - スポーツ公園前 - 新潟市民病院 - 曽野木一丁目 - 曽川 - 大野仲町
S8 京王団地線

新潟駅 - 南紫竹においてE8と同様の経路をとる。2024年3月改正まではS9系統も同様の経路を走行していた。

  • S80 : 万代シテイ - 新潟駅 - 紫竹 - 京王団地 - 南長潟 - イオンモール新潟南 - 南部営業所
S9 亀田・横越線

各停便は万代・新潟駅から主に新潟県道5号新潟新津線を走り、亀田・横越を経由して秋葉区方面または阿賀野市方面に向かう。急行便はバイパス経由で運行され、長距離向けの車両が使用される。2017年3月改正より亀田駅西口への乗り入れを開始。S97系統を除き新潟交通観光バスが運行し、地域間幹線系統として、国・新潟県・自治体の補助を受けて運行。

  • S90 : 万代シテイ - 新潟駅 - 亀田駅西口 - 横越 - 水原
  • S90M : 信濃町 ← 市役所前 ← 万代シテイ ← 明石一丁目 ← 山二ツ ← 亀田駅西口 ← 横越 ← 水原
  • S91急  : 万代シテイ - 新潟駅 - ≪亀田バイパス≫ - 横越 - 水原
  • S92急 : 水原 → ≪横雲バイパス・亀田バイパス≫ → 新潟駅 → 万代シテイ
  • S93急 : 万代シテイ - 新潟駅 - ≪亀田バイパス≫ - 横越 - 水原 - 保田車庫前
  • S94 : 万代シテイ - 新潟駅 - 亀田駅西口 - 横越 - 沢海 - 新津駅 - 秋葉区役所
    土休日運休。
  • S95 : 万代シテイ - 新潟駅 - 亀田駅西口 - 横越 - 沢海 - 京ヶ瀬営業所
  • S96 万代シテイ - 新潟駅 - 亀田駅西口 - 二本木 - 新津駅 - 秋葉区役所
    土休日運休。
  • S97 : 万代シテイ - 新潟駅 - 亀田駅西口 - 江南区役所 - 酒屋車庫
    土休日運休。亀田駅西口 - 酒屋車庫は住民バス「両川地域バス」として補助を受け延伸運行している。
    S98 万代シテイ - 新潟駅 - 亀田駅西口

西新潟方面 (W)[編集]

W1 有明線

有数の利用者を誇る路線。新潟駅 - 信濃町はC3・W2系統と同一経路を通る(W15Mを除く)

  • W10 : 新潟駅 - 信濃町 - 有明 - グリーン団地 - 内野営業所
  • W11 : 新潟駅 - 信濃町 - 有明 - グリーン団地
  • W12 : 新潟駅前 - 信濃町 - 有明 - 坂井 - 信楽園病院
  • W13 : 美咲合同庁舎 - 有明 - グリーン団地 - 内野営業所
    平日のみ運行ではあるが、夕方に内野営業所行が設定されているため、モーニングライナーとはなっていない。
  • W14M : 内野営業所 → グリーン団地 → 有明 → 南高校前 → 江南高校前
    BRT開業当初は南高校前から新潟駅南口方面へ運行していた。
  • W15M : 内野営業所 → グリーン団地 → 有明 → 浜浦町 → 古町 → 新潟駅
    信濃町からは浜浦町線と同じ経路を走行する。おそらく新潟大学附属小・中学校などへの通学需要であろう。
W2 西小針線

有数の利用者を誇る。新潟駅 - 信濃町はC3・W1系統と同一経路を通る(W15Mを除く)

  • W20 : 新潟駅 - 信濃町 - 西小針 - 坂井 - 内野営業所
    2024年3月ダイヤ改正までは快速便が設定されていた。
  • W21 : 新潟駅 - 信濃町 - 西小針 - 新潟大学 - 内野営業所
    一部は新潟大学(新大西門)発着。2024年3月ダイヤ改正までは快速便が設定されていたが、W20と同じ経路を走行してもパターンが異なっていた。
  • W22 : 新潟駅 - 信濃町 - 西小針 - 信楽園病院
  • W23 : 美咲合同庁舎 - 県庁前 - 西小針 - 新潟大学・坂井 - 内野営業所
    平日のみ運行。
  • W24M : 内野営業所 → 坂井 → 西小針 → 南高校前 → 江南高校前
    BRT開業当初は南高校前から新潟駅南口方面へ運行していた。
  • W25M : 内野営業所 → 坂井 → 西小針 → 浜浦町 → 古町 → 新潟駅前
    信濃町からは浜浦町線と同じ経路を走行する。
W3 寺尾線

W30 - W32に関しては一部便が萬代橋ラインに直通する(B19)。

  • W30 : 青山 - 寺尾 - 坂井 - 内野営業所
  • W31 : 青山 - 寺尾 - 坂井 - 新潟大学
  • W32 : 青山 - 寺尾 - 坂井 - 信楽園病院
  • W33 : 青山 - 寺尾 - 坂井 - 上新町公民館前
    平日のみ運行。西新町 - 上新町公民館前は住民バス「内野上新町バス」として補助を受けて延伸運行している。
W4 大堀線


新バスシステム(BRT)開始以前[編集]

  • 中央循環線
  • 西循環線

運行路線 (高速バス)[編集]

新潟県内高速バスを参照。

営業所[編集]

新潟交通観光バスの営業所については新潟交通観光バス#営業所を参照

内野営業所[編集]