共産党

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共産党 (きょうさんとう) は、共産主義マルクス・レーニン主義)を基本とした政党である。

概要[編集]

ロシア共産党を中心としたコミンテルン(共産主義インターナショナル)が世界を共産主義にするべく各国に支部を設立したのが始まり。1919年3月にコミンテルンが結成された際、「加入条件21か条」の第17条で「労働者階級の旗を裏切った古い公認の『社会民主』党または『社会』党との区別」を明確にするため、各国支部は共産党と名乗らなければならないと義務付けられた[1]。1928年夏のコミンテルン第6回大会で採択された規約の第2条で「一国一党の原則」が定められた。コミンテルンはソ連アメリカとの協力推進に外交政策を転換したことや各国共産党が独立性を強めたことにより、1943年5月に解散した。1956年のスターリン批判やその後の中ソ対立後に各国共産党から分裂した政党が生まれた。ソ連崩壊後はマルクス・レーニン主義を放棄したり、党名変更したりした政党もある。

一覧[編集]

コミンテルンにより設立・指導された共産党の一覧。括弧内は結成年。

その他の共産党

出典[編集]

  1. 加藤哲郎「共産党」日本大百科全書(ニッポニカ)の解説