公民館
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公民館(こうみんかん)とは、市町村その他一定区域内の住民のために、実際生活に即する教育、学術および文化に関する各種の事業を行ない、もって住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的とした施設である(社会教育法第20条)。地域における社会教育の中心施設のことである。公民館での事業は、地域住民の学習ニーズに基づいて企画されることが多い。方法としては、定期講座の開催、討論会、講演会の開催などであり、内容は教養の向上が最も多い。公民館制度は、戦後の教育改革の初期に提唱され、郷土振興の中核機関と位置付けられた。その後、水準向上や近代化が成され、1980年代には設置数、利用者数共にピークを迎えた。現在では緩やかな減少傾向にあり、地域格差も大きく、公民館をめぐる状況は転換期にある。
公民館は広場を持っている事が多く、集団登校の集合場所として使われることも多い。
関連項目[編集]
- 公民館主事
- 公民館学 - 日本公民館学会
- 全国公民館連合会
- 公民館の設置及び運営に関する基準
- 町内会 - 町内会の管理運営する集会所を「公民館」と称しているところもある。
- 特定建築物 - 公民館施設の環境衛生等に関する規定
- 教育機関
- 全国公民館連合会
- 日本公民館学会
- 貸し会議室
- 貸出文庫
- 同和教育集会所
- 番屋
- 社会教育施設
- 社会教育主事
- 社会教育
- 社会教育法
- 教育関係職員
- 箱物行政