町内会
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町内会(ちょうないかい)とは、日本の集落または都市の一部分を単位として、住民によって組織される団体である。
概要[編集]
名称は自治会や町会など様々。一定の地域区画を持ち、世帯を単位として構成され、地域の諸課題に包括的に関与し、行政や第三者に対する地域の代表組織や地域の親睦組織の役割を持つ。
ほぼ明治大合併以前の町村単位で構成され、大政翼賛会によって統制組織になって以来、一地域一組織が原則で、地方自治体は地域で複数の組織の乱立[注 1]は奨励しておらず、また、政党の最小組織やNPOが町内会組織の代わりになることも許されていない。
役職[編集]
- 町内会長
- 会計
- 会計監査
主な役割[編集]
- 総会の実施
- 住民相互の連絡
- 回覧板などによる市区町村からの情報連絡
- 住民同士のレクリエーション実施(親睦旅行など)
- 街灯の管理
- 行政への陳情・要望
- 交通安全・防犯活動
- 防災活動
- 家庭ごみ集積所の維持管理
- 地域の清掃活動
- 学校が夏休み期間中のラジオ体操の実施
などがある。
地域によっては近隣の複数の町内会同士で連合会を組んでいるところもある。子供会の組織単位は1つの町内会を単位とするか、町内会連合会を単位とする。
余談[編集]
近年、発達障害者が町内会の仕事を担わなきゃならない事が度々発生し、町内会の各役割が瓦解してしまう事が度々あり、発達障害者の間ではどうやったら町内会をやらないで済むだろうかという事が話題となっている。
関連項目[編集]
- 村八分 - 現在でも町内会構成員を除名された世帯が訴えることがある。